「セレッソ大阪設立30 周年記念記者会見」レポート！

「セレッソ大阪」は、2023年12月9日でクラブ設立30周年。30周年を記念して、2024シーズンに30歳を迎える大阪府出身の片寄涼太さん、2020シーズンよりセレッソ大阪「公認セレ男」を務めるローランドさん、セレッソ大阪OB大久保嘉人さんをセレッソ大阪30周年記念アンバサダーに任命することが決定。これを記念して、アンバサダーの皆様と香川真司選手を迎え、「セレッソ大阪設立30周年記念記者会見」を開催。

はじめに、株式会社セレッソ大阪・代表取締役 森島社長がこれまでのセレッソ大阪の歩みとこれからのビジョンについて語りました。2024シーズンは「育成型クラブとしての進化」「大阪のシンボルになる」という2つの点からセレッソファミリーの皆様と共に成長してゆきたい、とコメント。その後、ステージ上にて30周年記念ロゴを森島よりアンベールにてお披露目。「新ロゴには、30年間、皆様と共に成長してきたセレッソ大阪の桜をモチーフに、チーム・パートナー・サポーター・ホームタウン・セレッソ大阪に携わるすべてのファミリーの皆様を12 枚の花びらで表現し、大阪のシンボルとしてアジア・そして世界で咲き誇るチームになるように願いが込められています」とロゴに込めた想いを語りました。

セレッソ大阪30周年記念アンバサダーとして、片寄涼太さん、ローランドさん、大久保嘉人さん3名が登壇。特別に展示をしていたセレッソ大阪の歴代ユニフォームを見て、片寄さんは「子供のころから見ていたセレッソ大阪の30周年という節目に関わることができて嬉しいです。」と子どもの頃に試合を観戦していた思い出を振り返り、「自分なりにできることを精一杯頑張っていきます。」とアンバサダー就任にあたり、意気込みを語りました。セレッソ大阪OBの大久保さんからは「セレッソ大阪でスタートして、自分を育ててもらい本当にいいクラブだと思っています。これからもっともっと大阪といえばセレッソといわれるように発信してきたい」とコメント。2020シーズンより「公認セレ男」を務めているローランドさんは「タイトルを分かち合えていないので、一緒にタイトルを取りたい」とセレッソ大阪愛に溢れる意気込みを語っていただきました。

続いて、2024シーズンユニフォームのお披露目に移ると、今シーズンからセレッソ大阪に復帰した香川真司選手が、新ユニフォームを着用して登壇。
「桜を意味するCerezo 。桜は私たちチームの魂であり、戦う選手にも背中から後押ししたい」という想いから背番号は桜の花びらがモチーフに。クラブは「サポーターがスタジアムをピンクに彩り、選手の背負う桜の花びらがピッチに咲き乱れます。大阪からアジア、そして世界で咲き誇るチームにふさわしい背番号を目指してデザインしました」 と新ユニフォームのコンセプトを説明。香川選手からも「30周年ということでチームのカラーを存分に取り入れており、来シーズンに向けて強い気持ちが芽生えてきた。」と新たなユニフォームを身に纏いながら、節目となるシーズンに向けた意気込みを語りました。

最後に、大阪市立中浜小学校の生徒5名を招き、セレッソ大阪30 周年を記念して、セレッソ大阪と30周年アンバサダーの皆様に実現してほしいことやお願いを聞くトークセッションを実施しました。児童の皆さんが一人一人にセレッソ大阪や30周年アンバサダーに素敵なお願いや応援コメントを送る中、「片寄さんとローランドさんにコンビで漫才をやってほしい」といったリクエストに会場は大盛り上がりを見せました。これに対しローランドさんはお笑いコンビを組むのであれば、サッカーにちなんだコンビ名として『両サイドバック』と命名。「セレッソ大阪がACL を優勝して、クラブワールドカップ優勝したらぜひやりましょう。 ビジュアル的に片寄さんがカッコいいので、僕がボケに回ることになりますかね。」と未来のコンビ結成に会場は盛り上がりを見せました。最後には生徒の方から「皆さんのサインが欲しい」といったリクエストに応え、その場で全員のサインを入れたセレッソ大阪のフラッグをプレゼントしました。