映画『最高の人生の見つけ方』
吉永小百合、天海祐希、前川清が会見に出席!
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優が共演した感動の物語を原案にした、吉永小百合と天海祐希による映画『最高の人生の見つけ方』。30日、大阪市内のホテルで記者会見がおこなわれ、吉永小百合、天海祐希、そして、夫役の前川清が登壇。
映画は、人生のすべてを“家庭”に捧げてきた<大真面目な主婦>と、人生のすべてを“仕事”に捧げてきた<大金持ちの女社長>。価値観が絶対的に違う、出会うはずのない二人が病院で出会った。いくつになっても、どんなことがあっても、自分自身の人生は幸せに変えられる。『最高の人生の見つけ方』は、観れば人生が楽しく変わる《チェンジングムービー》。
吉永は、「最高の相棒の天海さんと旦那様前川さんと楽しく映画作りをして参りました!」と挨拶。続いて天海も「自分にとって宝物のような映画になりました」。前川は、「主演の吉永さん、そして天海さん、お二人が本当に素晴らしい女優さんで素晴らしい作品になっているかと思います。多くの方々に是非ともこの映画を見てもらいたいと思います」。と挨拶し、会見がスタート。
本作の天海さんと前川さんというキャスティングは吉永のたっての希望だったそうで、共演を希望した理由を聞かれると吉永は、「天海さんとは2001年公開の『千年の恋 ひかる源氏物語』での共演が最初で最後だったんです。その時はほとんど言葉も交わさずに残念だったんです。天海さんといつか二人でロードムービーやりたいわねと話をしていたんです。今回ぴったりだと思って、お忙しいスケジュールだったんですけどお願いして、出て頂きました」。
それに対して天海は、「吉永さんからご指名を頂きました。と聞いて、断ろうなんていう選択肢はございませんでした。嬉しい気持ちでいっぱいで、是非やらせて下さい!とお返事を差し上げました」とコメント。
続いて、前川を希望した理由を、吉永は「前川さんはいつもジムが一緒で、その時に得も言えぬ風情があって、こういう方に旦那様をやって頂いたらどんなにいいだろうと思っておりました。こちらも無理をお願いして出て頂きました」。とプライベートでも親交のある前川との共演を熱望したことを教えて下さいました。
当の前川は、「私はお断りさせて頂きました!」と即答。「本当に不躾な言い方ですけど、私は歌い手でございます。吉永さんという方に声をかけて頂いたことに関しましては大変嬉しかったんですが、私は役者が出来ません。かえってご迷惑をおかけしてしまうんではないか?ということでお断りをさせて頂きました。ただそんな中で色々考えまして、今まで50年歌を歌わせて頂いていて、こうやって声をかけて頂くことは人生で1度あるかないかの機会だったので、ご迷惑をお掛けしてしまうかもしれないですけど、お恥ずかしながら参加させて頂きました」。
最後に、前川は、「吉永さん、天海さん、お二人の最高に良い生き方の映画になっております。自分の人生と照らし合わせて見て頂ければ嬉しいです」。天海は、「この間試写会に行かせて頂いたんですが、奥さんに連れられているご主人がとても多かったんです(笑)。そういう見方もあるんだなと微笑ましい気持ちになったので、ぜひ奥さま!ご主人を引きづって映画館に足をお運びください」。と語り、吉永は、「とてもポップな映画になっております。私くらいの歳の方、或いは若い方がどういう風に受け取ってくれるのかとてもワクワクしております」。会見を締めくくった。
【STORY】
人生のすべてを“家庭”に捧げてきた<大真面目な主婦>と、人生のすべてを“仕事”に捧げてきた<大金持ちの女社長>。出会うはずのない二人が、余命宣告をされて、ある病院で出会う。二人がたまたま手にしたのは、同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】。
スカイダイビングをしたい!日本一大きなパフェを食べたい!ももクロのライブに行きたい!
人生を力いっぱい楽しみたいという夢が詰まったそのリストを手にした二人は、すべてを実行するというありえない決断をする!
今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。
時に笑い、時に喧嘩もしながら、少女の夢を通して自分の人生に向き合った二人。そこにはある奇跡が待っていた――。
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『最高の人生の見つけ方』 10月11日(金)全国ロードショー
【原作】「最高の人生の見つけ方」ジャスティン・ザッカム著
【出演】 吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、前川清
【監督】 犬童一心
【脚本】 浅野妙子、小岩井宏悦、犬童一心
【制作】「最高の人生の見つけ方」製作委員会
【配給】 ワーナー・ブラザース映画
【公式HP】 http://saikonojinsei.com
©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会