純粋な愛、悲しみの運命
ロミオとジュリエット
高杉真宙主演、藤野涼子ヒロインで
お贈りする
ウィリアム・シェイクスピアの代表作
『ロミオとジュリエット』
俳優・高杉真宙さんが大阪市内で、
舞台『ロミオとジュリエット』のPR会見に出席。
主演の高杉真宙さん会見レポート!
Q.オファーを受けた感想は?
そうですね。長年愛されている作品だからこそ、いろんな方々が知っている作品で、いろんな方が演じてきたロミオだと思うので、純粋に緊張しましたね。自分がどのように演じられるか想像できなかったので…。これまでずっとシェイクスピア作品には出たかった。中でも『ロミオとジュリエット』は、若い人たちのお話なので僕は役が、実年齢に近いだけ近い方がいいと思っているので、27歳でロミオを演じられるのは、運が良かったと思います。
Q.映画やドラマとは違った舞台ならではの魅力は?
舞台は自分のいる位置というか…。客観視できますね。それぞれに良いところはありますが、舞台は、直接見ている方たちがいて、全身を見られる事とか、自分が話していない時でも全て、舞台の上に立っていること全てがお芝居であると思うので、自分でやれることと、やれないことが明確に見えるんですよね。ドラマや映画は、出来ないことでもやらなきゃいけないんですが、舞台はやれることだけがはっきりするというイメージです。
Q.大阪で楽しみにしていることとお客さんの印象は?
楽しみにしているのは食事です。来るたびに、新大阪駅で、たこ焼きを20個ぐらい買って、ホテルで一人で食べているんです。それを毎回、すごい楽しみにしています。最近イベントなどで大阪に来る機会が多くて、大阪のみなさんはすごく温かく迎え入れてくれる印象です。
Q.高杉さんが感じるロミオとジュリエット(シェイクスピア)作品の魅力とは?
台詞が本当に歌詞みたいで、『好きです』というセリフだけで何十行にもなっていて、やっと好きですを伝える。その何十行を膨らませているのが『ロミオとジュリエット』であって、シェイクスピア作品なのかなぁと思っていて、いろんな比喩や表現をしたうえで、伝えるというのが、すごく魅力的だと思っています。
Q.今回演じるにあたってこれまでの、ロミオとジュリエット作品は何か見ましたか?
見ないようにしています(笑)。僕は僕自身が読んだ感想で表現しようと思っているので…。それでいいかなぁと。長い期間愛されてている作品だからこそ、いろんな人の感情がある。正解はそれぞれにあっていいと思っています。
Q.高杉さんが演じるロミオ像ってありますか?
僕読んでて、ロミオってアホな子だなぁと思っているんです。それって別に悪いことだとは思ってなくて、10代の頃って夢中になっていることを客観視できてないんですよね。夢中になっている10代の情熱っていうのは、アホなぐらい純粋なんだろうな(笑)。だから、それにどれぐらい僕は寄り添えるのかな~と思いながらやっていきたい。僕のロミオは“アホなぐらい純粋な子”です(笑)。
Q.一目でジュリエットに恋に落ちるロミオに共感できますか?
聞かれると思った~。共感できたら客観視できると思うんですよ。だからわかんないです。夢中になるということはそういうことなんだと思っています。僕は人でも物でも、一目惚れという経験がまったくないので、根底にあるものが違うと思うんです。でも、一目惚れじゃなくても夢中になることってあるし、共感というより、まっすぐ受け止めることが重要かなと思います。
Q.最後にメッセージをお願いします。
僕目当てというより『作品』を観に来て、作品ごと愛してもらえたらうれしい。僕を通じていろんな作品に出会ってほしいし、僕もいろんな作品を伝えられたらいいなと思います。多くの人が知っている作品を僕自身、まっさらな状態からロミオを演じます。精いっぱい魅力的なロミオを演じていきたいと思いますので、ぜひ、楽しみに待っていただければ嬉しいです。
<公演概要>
【タイトル】 ロミオとジュリエット
【出演】 高杉真宙 藤野涼子 矢部昌暉 新原泰佑 三浦獠太 佐伯大地
皇希 田中 亨 皆藤空良 菅 彩美 木村咲哉 牧野彩季 松浦慎太郎 村井友映
冨樫 真 廣田高志 一谷真由美 松澤一之 星田英利 石井愃一
【大阪公演】 2023年9月30日(土)~10月1日(日) 森ノ宮ピロティホール
【主催】キョードー
【お問い合わせ】キョードーインフォメーション
0570-200-888(平日 11:00~18:00)