主演に福士蒼汰 、トリを務めるは 宮野真守!
待ちに待った強力バディが伝奇時代劇に挑む!大阪・東京に加え静岡公演も決定!
いのうえ歌舞伎『神州無頼街』
コロナ禍での延期を乗り越え、念願の上演!
待ちに待った強力バディが伝奇時代劇に挑む!
いのうえ歌舞伎「神州無頼街」の記者会見が、
大阪市内で行われ、福士蒼汰さん、宮野真守さんが登壇。
2022年劇団☆新幹線42周年興行・春公演いのうえ歌舞伎『神州無頼街』。物語の主人公で博識の若き町医者を演じるのは福士蒼汰。そして陽気でお調子者の口出し屋を演じるのは宮野真守。ふたりは今作で待望の共演を果たします。劇団☆新感線では 髑髏城の七人』Season月〈上弦の月〉〈下弦の〉、『浦島さん』『カチカチ山 』でそれぞれ主演を務めた福士&宮野のバディに注目。今作は昨年コロナ禍により延期となった公演の、満を持しての上演となり、歌あり踊りあり立ち回りあり、そのすべてをショーアップさせて創り上げる、王道“いのうえ歌舞伎”最新作に、ご期待ください!
2020年の延期を乗り越えての2年ぶりの上演となりますが、意気込みはいかがですか?
福士:ようやくできるなという安心感と、2年分の経験があるので、あの時にできなかったことが今はできるようになった神州無頼街があると思うので、ド派手な演出もある劇団☆新感線を楽しんでもらえたらいいなと思います。
宮野:2年超しで、このキャストがまた集まって、この上演期間やらせてもらえるのってまさに奇跡だなと僕ら自身が思っていて、この奇跡に感謝して僕らは思いっきり楽しいものを作っていこうという気合でおります。みんなの気合はMAXなので絶対面白いものを作れるなとワクワクしています。
今回バディ役という役柄ですがお互いの印象は?
福士:宮野さんには何をしても許される。宮野さんの横にいると、本当に自由になれる。僕が羽根が生えて飛んでいきそう。(笑)親友である宮野さんがバディーでうれしいです。
宮野:親友になれたのは2年前にできなかったからこそ、その間を僕らは気持ちを途切れることなく気持ちを高め合っていけたから。僕の最初の福士くんの印象はストイックに自分のパフォーマンスにすごく向き合っていて、そういう意味でのリスペクトが大きかったんですけど・・・だんだん付き合っていくにあたって、おや、おかしいぞ? 僕に甘え過ぎやしないか? と(笑)。なんてお茶目な子なんだろうと。そういう点は、今回のお芝居にすごく反映させられるんじゃないかなと思っています。僕らのバディは、すごく良いと思いますよ。
最後にメッセージをお願い致します。
いのうえ:久しぶりにうるさい、やかましい、しつこい、いのうえ歌舞伎(新感線)なので、お祭りスキの関西の方には思いっきり楽しんでもらえる舞台になると思います。頑張ります。
宮野:芝居させていただけるとうことが自体が幸せで、2年前出来なかったことが本当に悔しかったんです。その時間があったからこそ、今があります。幸せな時間を過ごせるように、ぼくらも全力全会でがんばっていくので、このお祭り騒ぎをを存分に楽しんでもらえたら嬉しいです。
福士:全身全霊でぶつかっていきたい。自分の裸を見せていきたい。いつも裸になるのは宮野さんの前だけなんですけど(笑)。新感線の稽古でそれをだしていってみんなと一緒に作っていくという気持ちで頑張っています。その気持ちが関西の皆さまに伝わればいいなと思います。
《ものがたり 》
時は幕末、ところは駿河国の清水湊(しみずみなと)。
清水湊にその人在りと噂された侠客・清水次郎長<しみずのじろちょう>の快気祝いのため、ある料亭に甲州駿河の名だたる博徒の親分衆が集まっていた。
続々訪れる親分方を調子よく迎える男がいた。他人の事情に勝手に口を出しては銭にする“口出し屋“の草臥<そうが>(宮野真守)である。さっそく次郎長一家からも銭をせしめようと、幹部の小政の人探しを手伝うことに。次郎長が出入りで受けたひどい傷を直したという、評判の町医者・秋津永流<あきつながる>(福士蒼汰)だ。次郎長復帰の立役者を宴席に誘うため、探しにいく草臥と大政、小政。
座敷では次郎長の快気を祝い、親分衆が膳を囲んでいた。そこへ、今売り出し中の侠客・身堂蛇蝎<みどうだかつ>(髙嶋政宏)が現れる。妻・麗波<うるは>(松雪泰子)、息子・凶介<きょうすけ>(木村了)、娘・揚羽<あげは>(清水葉月)を引き連れ、己の顔見せのために次郎長の宴席へと乗り込んだのだ。無作法な挨拶にいきり立つ親分衆だった が 、突然もがき苦しみはじめた。首に痛みを感じた次郎長が掴んだのはなんと蠍(さそり)。当時のこの国では見かけない毒蟲を使い、親分衆を皆殺しにし、彼らのシマを貰うとうそぶくと姿を消す。そこに駆けつける永流。瀕死の次郎長だったが、永流は持っていた毒消しでかろうじて彼の命を救う。
一方、辺りを調べに走った草臥は凶介に出会う。その顔は、昔なじみと瓜二つだった。だが、凶介は覚えがない。不審に思う草臥。日の本にはいない毒蟲を使う侠客。昔なじみにそっくりの男。謎に満ちた身堂 一家 を探るため、永流と草臥は彼らの根城で ある富士の裾野の無頼(ぶらい)の宿(しゅく)を訪れる。蛇蝎と麗波が築き上げたその街は、喧騒と猥雑と絢爛と頽廃に満ちていた。
豪胆にして無慈悲な蛇蝎が仕掛ける、人の命を金で買う大博打。その妖しき美貌と奇怪な術で人を惑わす麗波。草臥に刃を向ける凶介の正体は。揚羽と側近の風天千之介<ふうてんせんのすけ>(粟根まこと)らに秘められた過去とは。身堂一家が巻き起こす無頼の風に巻き込まれる永流と草臥。その果てに己自身の宿命と因縁が明らかになり、やがて、日の本の命運すら揺るがす策謀と立ち向かうことになることを彼らは まだ知らない。
2022年劇団☆新感線 42 周年興行・春公演
「いのうえ歌舞伎『神州無頼街 (しんしゅうぶらいがい 』」
■作:中島かずき
■演出:いのうえひでのり
■出演:福士蒼汰/松雪泰子 髙嶋政宏/粟根まこと 木村 了 清水葉月/宮野真守 他
右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋 山本カナコ
礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ 村木 仁 川原正嗣 武田浩二
藤家 剛 川島弘之 工藤孝裕 菊地雄人 あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 下島一成
鈴木智久 山﨑翔太 米花剛史 渡部又吁 小板奈央美 後藤祐香 鈴木奈苗 森 加織
■企画:製作 ヴィレッヂ 劇団☆新感線
【大阪公演情報】
日時:2022年3月17日(木)~ 29 日(火)
会場:オリックス劇場
料金 :S 席 15,800 円 A 席 7 ,800 円 ヤングチケット 2 ,200 円
チケット発売日:2022年1月30日(日) AM10:00
主催:ABC テレビ/サンライズプロモーション大阪
協力:ABC ラジオ
後援:FM802 F M COCOLO
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570- 200-888(11:00~16:00/日・祝日は休業)