毎週日曜 よる10時スタート 新ドラマ『たとえあなたを忘れても』会見レポート！

ABCテレビが送る日曜よる10時の全国ネットドラマ枠
『日曜の夜ぐらいは…』『何曜日に生まれたの』に続く
注目の第3弾は…

脚本・浅野妙子のオリジナル作品
『たとえあなたを忘れても』

堀田真由×萩原利久
夢を失った女性と、記憶を失った男性が奏でる
切なくも美しいヒューマンラブストーリー

10月22日（日）スタート
毎週 日曜 よる10時
『たとえあなたを忘れても』

10月22日、毎週日曜 よる10時スタート、テレビ朝日系新ドラマ『たとえあなたを忘れても』の記者会見が行われ、出演者の堀田真由さん、萩原利久さん、風間俊介さん、岡田結実さん、畑芽育さん、松井玲奈さん、森香澄さんの7名が登壇。

ドラマのみどころを教えてください。

堀田：そうですね。まずは、美璃と空の恋の行方がどうなっていくんだろうというラブストーリーではあるので、2人の話はもちろんですが、2人をとりまくキャラクターが、それぞれに迷ったり悩んだりしていて、それぞれに人生があって…。人と人がまじりあうことで自分たちの居場所を見つけていくという希望になる作品だと思っています。

萩原：キャストのみなさんもスタッフのみなさんも、一つ一つのシーンにおいて、より良い作品にするために、こうしようああしようというアイデアや熱量が絶えない現場だなと感じます。そこがすごく刺激的ですし、より良いものにしたいなと日々考えながら現場に臨んでいて。映像を通して、少しでも見ている方に届けばいいなと切に願っています。その丁寧さだったり、すみずみな部分まで楽しんでもらえる作品になっていると思います。

堀田さんと萩原さんは今回のドラマで4度目の共演にして、初めて恋人役を演じることに気恥ずかしさを感じているという中、岡田さんからみて二人の雰囲気はいかがですか？

岡田：めっちゃ、雰囲気いいです！　現場に行くのが楽しみになるぐらい、お2人はじめキャストとスタッフさんが、本当に素敵な現場を作ってくださってて、地元の“いつメン”みたいな感覚で、毎日楽しく撮影させていただくことがうれしくて。2人とも最高です！

本作はロケ地が神戸ということで、お気に入りの食べ物や場所はありますか？

風間：堀田さんが気になる餃子屋さんがあると言っていて、その話題で大盛り上がりしているのですが、まだ行けていないんです…。それを心の糧に撮影を頑張っています。餃子パーティーがしたいです。

風間：神戸は行く先々の景色がとても美しいんです。坂が多いのですが、街を見下ろすような場所から撮影していると、この景色の中で透明感のある物語を紡いでいけることが幸せだなと思いますし、それを視聴者の皆さんにも共有できたらと思います。

松井さんは、堀田さんとの同じシーンが多いそうですが、現場での雰囲気はいかがですか？

松井：堀田さんとは初めましてなんですが、始めてお会いしたときににすごく元気な声で「おはようございます！」と挨拶していただいて、なんて元気な方なんだろうと思ったんですが、私が演じる役は、美璃ちゃんと対峙するときは、高圧的な場面が多いので、堀田さんのしょんぼりしているところというか元気のない姿ばかり見ていたので、挨拶の時の「おはようございます」の時のギャップだったり、1話を見せていただいて、他のシーンで美璃ちゃんってこんなに表情豊かだったんだという衝撃があって…。なので、堀田さんのきらきらする部分も見ながら、シリアスな面やさみし気な部分も楽しんでもらえる作品になっていると思います。かわいいですね（笑）

主題歌を担当するシンガーソングライターの由薫（ゆうか）さんが登壇

本作の主題歌を担当するシンガーソングライターの由薫（ゆうか）が登壇し、
ドラマに主題歌「Crystals（クリスタルズ）」を生歌唱で披露。

浅野妙子さんの脚本の込められているメッセージをどのように受け取りましたか？

堀田：浅野さんの脚本に限らず、どの現場でも台本を読んでいて、作品に込められた意味や、言葉の裏の感情が、どういうものなんだろうとすごく考えます。今回の作品は、ひとつひとつ繊細に受け取っていきたいなと思うものがあって…。それぞれのキャラクターたちが悩んだりもがいたりしていて、人生のなかで自分自身がちょっと小さくなっているんじゃないかなと思うことがあるんですけれども、それが決してつらいわけではなく、その中で人生が彩るというか。浅野さんの書く言葉にすごく説得力があり、演じていても背中を押されるような言葉がたくさんあるので、私自身もすごく勇気をもらっています。モンタージュも多くて、神戸の景色が美しいんですね。読んでいるだけで、こういう絵になるんじゃないかなというのが浮かんでくる、美しい台本だなと思いました。

記憶障害の役を聞いたときの心境とどのような準備をされて撮影に臨まれていますか？

萩原：やったこともないですし、その瞬間、僕は想像のつかないものなので、構えるというか、難しそうだなとやる前から思っていました。台本を読み進めて準備をする中で、これまで役を演じるという上では、大なり小なり、スタートからゴールに向けて積み重ねて最後まで来ていました。積み重ねたものが、ある瞬間でなくなるというのが現場で新鮮で。何回も初日が始まる感覚があって、これが空を演じる上で、物語上キーになるところだと思っています。記憶をなくした瞬間の事の重さや切なさは、僕の周りにいる人が表現してくださる。僕のできることとしては、その前の、何を積み重ねるかが大事だなと思っていました。準備として、より人と接するときに、どんな風に場面の記憶を残してもらいたいか、どんな景色やものを共有、共感というか…。空という人物とのやりとりがどんな風に残せるかを丁寧に演じたい。空はゼロになる瞬間があるので、一個一個、章じゃないですけど、記憶がリセットされる瞬間に目掛けて小さなゴールを重ねるイメージで空とういう役柄を準備しました。

萩原さんの演技に引き出されるものはありますか？

堀田：空と関わっていて特に思うのが、当たり前だと思っていた毎日が当たり前ではなくて。人、もの、時間、なんでもそうですけど、ふとした瞬間になくなってしまうことって、ふだんはなかなか考えることがないんですけれども、この作品に参加していると、ティザーでも使われていたんですが、「今日が昨日とおなじこと。それが何よりも愛おしい」という言葉が本当にそうだなって感じます。今日という1日が無駄ではないのだから、私も一生懸命演じていこう、生きていこうと感じさせていただいています。

地上波連続ドラマ初主演となる堀田真由が今作で演じる主人公は、ピアニストになる夢に挫折し、東京から神戸に引っ越してきた 河野美璃（こうの・みり）。 そんな美璃が、 大好きな メロンジュースをきっかけに出会うのが、萩原利久演じる青木空（あおき・そら） 。 二人の恋物語に深くかかわる主要人物には、 幼少のころから美璃を見守る従兄弟の心療内科医役に風間俊介、空のそばでずっと支えてきた幼馴染に岡田結実、空と同じく記憶障害と闘う専門学生 役に畑芽育を迎えます。さらに、美璃が勤める携帯ショップの先輩役に松井玲奈、美璃の同級生で ピアニスト役に森香澄が演じ ます。

ドラマは今週、日曜（10月22日（日）、よる10時からスタートです。

お楽しみに。